Left Alone
写真を通じて自分が見たかったものは
いつか見た景色だったのか
見たことのない景色だったのか
そういう事ではないのかも判らない。
前にも言ったと思うけど、反応していただけなのかなやっぱり。
It's a Piece of Cake
初めて自家現像にチャレンジしたときの画像が残っていた
(きっとテンション高かったのね)。
現像タンクはキングの樹脂製。現像ムラに悩まされ、
のちにステンレスタンクに乗り換えたが当時は安く手に入るのがこれくらいしか
なかった。
最初の頃はお風呂場で。
タンク以外すべて100均の台所用品コーナーで揃えることができた。
結局ほぼ最後まで専用品は買わなかったかな。
今は現像タイマーのスマホアプリもあるし
そういった面でもフィルム現像はかなりハードル低いよね。
プリントになるとそうもいかないし。
水洗が終わってタンクから出てきたネガを見たときはさすがに感激した。
ちゃんと画像がある!スゲエって。
これも専用品 はちゃんとある。
私はその後洗濯ピンチでやっていた。
フィルムをまっすぐ伸ばして乾燥させるためのウェイト付クリップも
100均のマグネットクリップで代用。結局これも最後まで使っていた。
隣同士くっついたりして慌てたこともあるにはある…。
フィルム現像は初期投資も少ないし手順も簡単。撮ったその日にスキャンなり
プリントなりできるし趣味性というか自己満足度も高いし、そもそも単純にうれしい。
もっともこんな貧乏くさい感じで現像やっていると
見る人によっては顔をしかめられそうだわね。
それでも趣味としては楽しい(かった)よ、という割とどうでもいい話でした。
やってみたいな、という人はぜひこちらを参考に。
私もここ見て勉強させてもらいました。
時よ流れて
フィルムで撮り始めた当時は現像を店に頼んでいた。
自宅から歩いて数十メートルのところにその店はあったんだけど
モノクロフィルムの現像なんて外注に出さなければいけないらしく
面倒で仕方ないといった風情で、毎度とても嫌な顔をされた。
私も当時は何もわからずに「プリントもお願いできるんですか」
と尋ねてみたら
「はァ~(クソデカ溜め息)無理ですね、無理」と言われてしまった。
そして数か月後にその店は閉店していた。
あの一件のときにはもうやめるつもりで、やる気ゼロだったんだろう。
そんな経験をしたせいか自家現像を始めるのに抵抗も不安もなかった。
他の店を探そうなんて気もさらさらなくなっていた。
ないのは予算だけ。
現像タンクだけはオークションで手に入れ、あと必要な道具はすべて100均アイテムで
代用することでスタートした。
でもそれで充分だった。
If We Never Meet Again
ここはモニターではなく
プリントして見てみたいと思うカットが多く撮れた物件。
未舗装だった林道も少し前に崩落し、アクセスが少々難しくなっているとのこと。
2016年当時、落書きひとつない『奇跡の物件』だったが今はどうなっているのか。
身勝手な願望をいえば、このまま緑に埋もれてしまってほしい。